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心とからだのすくすくプロジェクト
1年間のカリキュラムの中に散りばめられているユネスコスクールの活動ですが、昨年から1年かかった新園舎建築を受け、この1年間はこれまでの様々な活動から少し目先を変えて、教師の保育の質の向上のための研修に重点をおいてきました。その上で「心とからだのすくすくプロジェクト」として子どもたちの年齢や発達に合わせた運動あそびを保育の中に取り入れ、子どもたちの興味や関心の中で、様々な体の動きを経験できるようにその環境づくりをこころがけてきました。教師の配慮の中で子どもたちが目を輝かせてチャレンジしたり、できるようになる喜びを感じたりする日々が続いています。
先日はわくわくデーが行われ、幼稚園最後の夏を年長さんだけで楽しむ特別な日でした。この日に先立って、昼食の手作りのパンをみんなでいただくためにピザ窯を園庭に設置したり、給食の方にパン作りについて教えてもらったりしていた年長さん。当日は本物のパン生地を思い思いに成型し、ピザ窯で焼いてもらい、期待どおりのおいしさに満足そうにして食べていた子どもたちです。また、夕食のカレーライスの準備のための買い物や野菜のカット作業なども行い、みんなで作ったカレーライスにも大満足でした。
新園舎のホールでの運動遊びも体いっぱい使って遊ぶことができ、普段挑戦できなかったようなことにもチャレンジ。みんなとパラバルーンでわざを成功させるのもうれしいことでした。
最後に先生たちからのプレゼントのお楽しみタイムにはもったいないばあさんが登場。普段の工作遊びからつながって「もったいないことしてないかい?」と、もったいないばあさんに教えてもらった牛乳パックのリメイクにも「すご~い!」と感心し、興味を深めていた子どもたちでした。一日の終わりはみんなで一緒にキャンプファイヤーを囲んで踊り、心もからだも満たされていた子どもたちでした。
1号認定の子どもたちが夏休みに入り、教師も夏のリフレッシュを行い、研修や2学期に向けた準備を行っています。子どもたちが伸び伸びと遊びこめる「魅力ある園庭づくり」を目指し、意見を交わし、教師の心とからだも整えて2学期を迎えてまいりたいと思います。